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インバウンド対策を徹底解説 〜第2回 現状把握から戦略策定で検討すべきこと〜
2018.06.07

インバウンド対策総合支援サービス「inbound insight(インバウンドインサイト)」がインバウンド対策の進め方を徹底解説!

1はインバウンド対策における現状把握の重要性を解説しましたが、第2回は、現状把握~戦略策定で検討すべきことを徹底解説し、インバウンド対策における現状把握や戦略の全体像を理解して頂きたいと考えています。

 

インバウンド対策の全体像

インバウンド対策の全体像

 

現状把握~戦略策定で検討すべきことは8

現状把握~戦略策定において、検討の順番は時と場合によりますが、以下のような8つの項目を検討すべきだと考えています。

まずは自地域内での訪日外国人の旅行実態を定量・定性データで明らかにし、そのデータをもとにインバウンド対策の焦点を絞ります。焦点を絞った上で、現状施策の評価や参考になりそうな事例の分析を行うことで効果的・効率的な戦略策定につなげることができます。

 

インバウンド対策の現状把握から戦略策定の検討すべきこと
インバウンド対策の現状把握から戦略策定の検討すべきこと

 

 

詳細は次回以降の記事にて順を追ってご紹介しますが、以下に各検討事項を簡単に説明します。

 

1.定量分析

定量分析では、「自地域の滞在人数」や「各地でどの程度消費しているか」及び、「周遊ルート」を国籍別やエリア別、時間帯別等で数値で把握・分析します。訪日外国人の旅行実態を数値で把握することができるため、より厳密な分析が可能になります。定量分析をしっかりと行うことで定性分析の焦点を絞ることにつながるので、後半のステップを効率的に進める上でも重要です。

 

2.定性分析

定性分析では、「自地域になぜ来てくれているのか」、「どのようなスポットを訪れ」、「何をしているのか」等の数値では把握できない点を明らかにしていきます。定量分析で明らかになった集客に成功しているエリア・国籍・時間帯等が、なぜ成功しているのかを具体的に掘り下げていく分析になります。

 

3.ターゲット国籍検討

ターゲット国籍検討では、「現在自地域に多く滞在している国籍」や「今後増加する可能性の高い国籍」をターゲット候補として検討します。言語の異なる訪日外国人に全方位でプロモーションや受入環境整備を行うと膨大なコストが必要になるため、ターゲット国籍を明らかにすることはとても重要です。単純に滞在人数が多い国籍だけではなく、「ポテンシャル」や「自地域の観光コンテンツとの親和性」から選定していくことがポイントです。

 

4.注力観光コンテンツ検討

注力観光コンテンツ検討では、「現状どのような観光コンテンツが人気なのか」、また「ターゲット国籍は日本全国でどのような観光コンテンツを好んでいるか」等から特に注力していくべき観光コンテンツを検討します。ターゲット国籍と同様に、自地域内の観光コンテンツ全てにリソースを投入すると膨大なコストが必要になるため、注力観光コンテンツを明らかにすることはとても重要です。ターゲット国籍と注力観光コンテンツは、どちらを先に検討するかは時と場合によりますが、相互に連携しながら検討していくべきです。

 

5.プロモーション施策評価

プロモーション施策評価では、今まで行ってきたプロモーションが訪日外国人にどれだけのインパクトを与えることができているかを評価します。旅マエ・旅ナカ・旅アト等の旅行行動に関するフレームワークを使いながら、国籍別や季節別にどのプロセス(旅マエ・旅ナカ・旅アト)で自地域に課題があるかをより具体的に明らかにしていくことが重要です。課題となるプロセスを明らかにすることで効率的・効果的なプロモーションにつながります。

 

6.受入環境施策評価

受入環境整備施策評価では、6と同様に受入環境整備の施策が訪日外国人の満足度向上にどれだけのインパクトを与えることができているかを評価します。受入環境整備は、訪日外国人のリピート率向上に直結する施策であり、訪日外国人の評価を把握することはとても重要です。主に「言語対応」「決済対応」「ネット環境整備」「交通環境整備」の4つを詳細に分析することで、より具体的な受入環境整備施策につながります。

 

7.ベンチマーク地域選定

ベンチマークエリア選定では、インバウンド対策を行う上で参考にするべき都道府県や市区町村を、「訪日外国人滞在者数が同水準」及び「観光コンテンツが類似」等の基準から明らかにしていきます。自地域内の関係者で知恵を振り絞ることも重要ですが、限界があるため、成功・失敗している他地域の施策を参考にすることで、効率的・効果的なインバウンド対策につながります。

 

8.成功/失敗事例分析

成功/失敗事例分析では、上記で選定したベンチマーク地域の成功・失敗要因を実施した施策と効果及びその背景から分析していきます。大きく「現状把握」「プロモーション」「受入環境整備」の3つに分けてそれぞれどのような施策を行ったのかを把握していき、より具体的なレベルで成功・失敗要因を明らかにすることが重要です。但し、ここで重要となるのは成功・失敗要因の背景にある前提条件です。この前提条件(目玉となる観光コンテンツが既に存在するか等)が自地域と同じ部分は参考になりますが、そうでない部分は自ら咀嚼して施策を検討する必要があります。つまり、単純に真似すれば良いということではありません。

 

 

以上が8つの検討すべきことの概要です。全体像はご理解頂けましたでしょうか?

次回以降、各項目の検討のポイントや、検討する上で必要となる多様なソリューションとその特性についてご紹介していきます。

次回、Part3では「観光動態調査における定量分析とは」を解説していきます。

 

 

inbound insightでは今後も皆様に有用な情報を積極的に発信してまいります。

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