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【ホテル業界】事例インタビュー掲載のお知らせ(ジェイアール西日本デイリーサービスネット様)
2018.05.21

「駅ナカ」や「宿泊施設」を通じて、駅や地域の利便性を高め続けるサービス企業

貴社の事業概要についてお聞かせください

元々は西日本キヨスクというキヨスク事業を行っていた会社が前身であり、現在は「エキマルシェ」などの駅ナカの商業施設や宿泊施設「ヴィアイン」も運営しております。
JR西日本の子会社ですので、宿泊施設に関しては主にJR西日本の有する鉄道ネットワークとのシナジーを意識した出店戦略を取っており、JR西日本の鉄道や新幹線が通っている関西地方、北陸地方、山陽地方を中心に出店しております。
2009年には東京、その後、名古屋にも進出し、2019年春には博多にも出店を計画しており、名実ともに東海道/山陽新幹線の沿線に展開する事になります。

 

ヴィアインのホテル網

 

観光庁のデータは見ていたものの、分析にも理解にも時間がかかった

inbound insightの導入の経緯をお聞かせください。

上司からの推薦です。とあるテレビ番組にinbound insightが紹介されており、それを見た上司が興味を持ったことがきっかけでした。当時(2015年)は「インバウンド」というキーワードが注目され始めたタイミングで、インバウンド向けの市場が拡大し、様々な業種が恩恵を受けることができるのではないかという期待感が有りました。

 

当時、貴社はどのような課題を抱えてらっしゃいましたか

インバウンド関連のデータを集めるために、観光庁が発行している統計データも見ましたが、統計データの中身は数字だけで分析等の手間も有り、上手く活用できていませんでした。また、都道府県や市区町村単位では、参考にするには粒度が荒いな、と考えていました。

 

 

inbound insightは、外国人の動向がビジュアル化されており、非常にわかりやすかった

inbound insightのどういった点が導入の決め手になったのですか

inbound insightのWebツールでは訪日外国人の動向がビジュアライズされており、非常に分かりやすいのでは?と考えました。また、統計データとは違い、より細かい粒度で、訪日外国人の訪問地を確認できる点は非常に良いのではないかと考えました。

 

実際、inbound insightのどのプランをどうお使いになりましたか

inbound insightのSNS解析プランを使いました。基本的には新規ホテル開発の際の参考データとして使わせていただきました。
弊社は、不動産会社からよく出店候補地の情報をいただくのですが、その際に「インバウンド」という切り口での候補地のポテンシャルを見極めるために使っています。SNSの投稿情報がポイントデータでわかるため、どのエリアに訪日外国人が多いのか、どういったルートを回って観光をしているのかが分かり、非常に参考になります。

ツールのイメージ

 

データ理解のスピードが上がり、社内の意思決定が迅速化

実際導入してみて、どのような効果がありましたか

やはり社内の合意形成のスピードが上がったことが大きいと思います。ツール上で、実際の投稿地点がポイント情報で見えるので、統計データを活用するよりも、データ理解のスピードが上がりました。例えば、〇〇通りより北側は多くの人が訪れているから出店すべきだけど、南側はあまり出店候補地としては良くないな、とスピード感を持って判断できるようになりました。

 

 

客観的なデータだから、既成概念にとらわれない判断が可能に

2年以上継続してお使いいただいておりますが、その理由は何でしょうか

訪日外国人の動向がビジュアライズ化されており、非常にわかりやすいため、現在は出店意思決定の際のデータとして、社内で毎回活用されています。欠かせないツールとなっているといっても過言ではないです。
社内には訪日外国人の行動に対して、旧来の固定観念を持っている人も多く、訪日外国人をターゲットにするビジネスへの理解が進まないことがあります。SNSの投稿情報などの客観的なデータは、そういった固定観念を払拭し、柔軟な発想やビジネスを進めるきっかけが生まれると感じております。今後も継続して使っていきたいと考えております。

 

 

今後の展望をお聞かせください

日本国内の少子高齢化や人口減が叫ばれる中、やはり訪日外国人は大事なターゲットであり、ホテル事業に関して言えば、彼らを重要視していくスタンスは変えません。今後は外国人に「ヴィアイン」をどう認知していただくか、また宿泊していただく外国人の満足度をいかに上げて、リピート客増加や好評価の拡散等による新規客開拓を狙っていくのかを考えていきたいと考えています。

 

外国人のちょっとした不満や行動特性を拾ってサービス改善に役立てたい

今後のinbound insightに期待することは何でしょうか

OTA(Online Travel Agent/オンライン・トラベル・エージェント)上で多くのクチコミ情報が取得できるようになっていますが、投稿する人は宿泊施設に対してポジティブな人や非常に不満を持っている人に限られているように感じます。
そのため、「少し」不満を持っている程度の声が拾えず、そういった声をSNSの投稿データから収集できたら非常にありがたいです。
また、SNSの投稿データから「室内で何をしているのか?」などが分かるとありがたいと感じています。たとえば、客室内にテーブルを置く必要はないと考えていたのですが、SNSの投稿データを見ると、旅行中に購入した商品を並べて写真を撮っている外国人も多く見受けられ、「実はテーブルは必須なのではないか」という仮説に至ることもあります。このようにSNSの投稿データを基に様々な仮説検証ができるのが理想的だと感じています。

 

-ありがとうございます。そういったお声は多くいただいておりますので、社内でも検討させていただきます。

 

今回インタビューをお受けいただいたジェイアール西日本デイリーサービスネット様の会社HPは下記です。

https://www.dailyservice.co.jp/

 

是非、無料版をお使いください

inbound insightはジェイアール西日本デイリーサービスネット様を始め、日本全国の多くのホテル様にご活用いただいております。

無料版でお試しいただくことが可能ですので、是非とも無料版ツールをご活用ください。

 

 

 

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<本インタビューに関するお問い合わせ>
株式会社ナイトレイ
セールス&マーケティング 
info@nightley.jp

 

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