7月31日に、観光庁は最新の「宿泊旅行統計調査」を公表し、6月の延べ宿泊者数の一次速報値、並びに5月の二次速報値を公表しました。
下記にポイントをまとめます。
6月延べ宿泊数 一次速報値
- 訪日外国人の宿泊者数
6月の訪日外国人の延べ宿泊数(一次速報値)は761万人となり、前年同月比で12.4%のプラスとなりました。2017年3月以降、16ヶ月連続で前年同月比を超えて推移しています。
- 国籍別特徴
国籍別では、人数は中国が最多。伸び率はインドネシアが前年同期比+65%で最多となりました。インドネシアに次いで、増加率で上位に来る国は、中国(+49%)、ベトナム(+41%)となっています。
5月延べ宿泊数 二次速報値(先月発表した数値の改定版)
- 訪日外国人の宿泊者数
5月の訪日外国人の延べ宿泊数(二次次速報値)は747万人となり、前年同月比で14.9%のプラスとなりました。
(上記グラフ①、②参照)
- 国籍別特徴
国籍別の伸び率ではベトナム(+79%)となり、次いで、オーストラリア(+53%)、イタリア(+48%)、タイ(+46%)と続きました。
- 都道府県別特徴
国籍別宿泊地を見ると、韓国人・香港人は東京に加えて大阪や九州でも宿泊する傾向がある一方で、他の多くの国は東京都での宿泊が中心です。なかでもマレーシア人は北海道での宿泊を好む傾向があるようです。
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