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【統計Update】訪日外国人宿泊者数(速報)9月は前年同月比17%増(672万人)
2018.11.02

11月1日に、観光庁は最新の「宿泊旅行統計調査」を公表し、9月の延べ宿泊者数の一次速報値、並びに8月の二次速報値を公表しました。

下記にポイントをまとめます。

9月延べ宿泊数 一次速報値

  • 訪日外国人の宿泊者数

9月の訪日外国人の延べ宿泊数(一次速報値)は約672万人となり、前年同月比で17%のプラスとなりました。2017年3月以降、19ヶ月連続で前年同月比を超えて推移しています。

グラフ① 延べ訪日外国人宿泊者数推移
グラフ① 延べ訪日外国人宿泊者数推移
グラフ② 訪日外国人宿泊者数前年同月比
グラフ② 訪日外国人宿泊者数前年同月比

  • 国籍別特徴

国籍別では、人数は約167万人中国が最多。伸び率はイタリアが前年同期比+70%で最多となりました。イタリアに次いで、増加率で上位に来る国は、フランス(+37%)、ロシア・オーストラリア(+31%)となっています。

グラフ③ 国籍別宿泊者数と前年同月比
グラフ③ 国籍別宿泊者数と前年同月比

8月延べ宿泊数 二次速報値(先月発表した数値の改定版)

  • 訪日外国人の宿泊者数

8月の訪日外国人の延べ宿泊数(二次次速報値)は774万人となり、前年同月比で20%のプラスとなりました。

(上記グラフ①、②参照)

  • 国籍別特徴

国籍別の伸び率ではイタリアが(+36%)となり、次いで、フランス(+35%)、ベトナム(+33%)、タイ(+32%)と続きました。

グラフ④ 国籍別宿泊者数と前年同月比
グラフ④ 国籍別宿泊者数と前年同月比
  • 都道府県別特徴

都道府県別・国籍別に見ると、多くの国籍において宿泊地割合は東京がトップでしたが、韓国人においてのみ北海道と大阪府が東京都を上回りました。欧米諸国の旅行者の宿泊地は代表的な観光地がある東京都・大阪府・京都府などの都道府県の割合が多いようでした。特に、前年同月比が+70%だったイタリア人は東京都と京都府だけで7割弱を占めており、訪日が初である旅行者が多い事が推測されます。

グラフ⑤ 国籍別宿泊都道府県
グラフ⑤ 国籍別宿泊都道府県

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ロケーション解析データを軸にインバウンド対策を成功に導くことを目的としたインバウンド対策総合支援サービスです。観光ビッグデータ分析ソリューション、統計データ分析ソリューション、インバウンド対策コンシェルジュを組み合わせることで、現状把握から施策実行まで最適なインバウンド対策支援をご提案します。

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