4月26日に、観光庁は最新の「宿泊旅行統計調査」を公表し、3月の延べ宿泊者数の一次速報値、並びに2月の二次速報値を公表しました。
以下にポイントをまとめます。
3月延べ宿泊数 一次速報値
- 訪日外国人の宿泊者数
3月の訪日外国人の延べ宿泊数(一次速報値)は約856万人となり、前年同月比で26.3%のプラスとなりました。2017年3月以降、14ヶ月連続で前年同月比を超えて推移しています。
- 国籍別特徴
国籍別では、人数は約182万人の中国が最多。伸び率はベトナムが前年同期比+186%で最多となりました。ベトナムに次いで、増加率で上位に来る国は、インド(+173%)、フランス(+150%)となっています。
2月延べ宿泊数 二次速報値(先月発表した数値の改定版)
- 訪日外国人の宿泊者数
2月の訪日外国人の延べ宿泊数(二次次速報値)は827万人となり、前年同月比で18.8%のプラスとなりました。
(上記グラフ①、②参照)
- 国籍別特徴
平成31年2月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、第1位が中国、第2 位が韓国、第3位が台湾、第4位が香港、第5位がアメリカで、上位5ヵ国・地域 で全体の75.9%を占める。伸び率でみると、フィリピン(前年同月比+58.9%) 、ベトナム(前年同月比 +44.8%)、カナダ(前年同月比+42.2%)等が大幅に拡大した。
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