6月28日に、観光庁は最新の「宿泊旅行統計調査」を公表し、5月の延べ宿泊者数の一次速報値、並びに4月の二次速報値を公表しました。
以下にポイントをまとめます。
5月延べ宿泊数 一次速報値
- 訪日外国人の宿泊者数
5月の訪日外国人の延べ宿泊数(一次速報値)は約894万人となり、前年同月比で14.5%のプラスとなりました。2017年3月以降、16ヶ月連続で前年同月比を超えて推移しています。
- 国籍別特徴
国籍別では、人数は約217万人の中国が最多。伸び率はカナダが前年同期比+165%で最多となりました。カナダに次いで、増加率で上位に来る国は、ロシア(+164%)、オーストラリア(+152%)となっています。
4月延べ宿泊数二次速報値(先月発表した数値の改定版)
- 訪日外国人の宿泊者数
4月の訪日外国人の延べ宿泊数(二次次速報値)は1,006万人となり、前年同月比で13.3%のプラスとなりました。
(上記グラフ①、②参照)
- 国籍別特徴
平成31年4月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、第1位が中国、第2位が台湾、第3位が韓国、第4位がアメリカ、第5位が香港で、上位5ヵ国・地域 で全体の60.5%を占める。伸び率でみると、フィリピン(前年同月比+62%)等が大幅に拡大した。
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