観光庁は7月18日に最新の訪日消費動向調査結果(4−6月期)を公表しました。
訪日外国人消費動向調査(2018年4−6月期)の結果概要
訪日外国人の消費額
平成30年4-6月期の訪日外国人全体の旅行消費額(速報)は1兆1,233億円となり、前年同期(1兆776億円)に比べ約4%*増加しました。1月~6月の上半期の累計では、2兆2,354億円と推計され、昨年の上半期(2兆456億円)に比べ約9%*増加しました。
国籍・地域別に訪日外国人旅行消費額をみると、中国が3,620億円(構成比32%)と最も大きく、次いで、台湾1,502億円(同13%)、韓国1,302億円(同12%)となりました。これらに米国、香港を加えた上位5カ国で、消費金額全体の72%を占める結果となりました。
一人あたり支出額
全国籍平均の一人あたり支出額では14.4万円となり、前年同期の16.5万円と比較して3.5%*減少しました。
国籍別では、オーストラリアの一人あたり消費金額が多く26.4万円となっており、スペイン(24.4万円)、英国(21.9万円)と続いており、欧米豪が上位を占めています。
費目別消費金額
費目別では、買物代が約35%と最も多く、次いで宿泊代、飲食費と続きました。
昨年と比較すると、飲食費の全支出に占める割合が2018年4−6月期は23%と昨年同期の19%と比べて拡大しました。一方で、買物代は35%と昨年(38%)と比較して、減少しました。
(*2018年より調査方法を一部変更しているため、前年同期比は参考値)
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