6月20日にJNTO(日本政府観光局)から5月の訪日外国人数の推計値が発表され、前年同月比+16.6%の268万人となり、5月として過去最高を記録しました。
訪日外国人数推移(2017年vs2018年)
国籍別前年同月比比較
要因としては、航空路線の新規就航や増便やチャーター便の就航による航空座席供給量の増加による、好調なクルーズ需要と、継続的に展開している訪日旅行プロモーションの効果があり、訪日外客数全体として堅調に推移したことが挙げられます。
マレーシアを除く19市場では5月過去最高を記録し、先月に引き続き中国が66.8万人、前年同月比で+29%と大きく伸ばしています。
また、欧米豪では、オーストラリア、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアの9カ国で前年同月比2桁増を記録しました。
JNTOは「昨今の世界情勢や旅行先の多様化などを背景に、訪日旅行市場を取り巻く環境は日々変化している。
今後も市場動向を綿密に分析しながら、訪日旅行プロモーションを進めていく」としています。
元データはコチラ:https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/180620_monthly.pdf