11月21日にJNTO(日本政府観光局)から10月の訪日外国人数の推計値が発表され、前年同月比1.8%増の264 万1千人。2017年10月の259万5千人を約4万人上回り、10月として過去最高を記録しました。
韓国、台湾、香港においては、昨年は10月上旬にあった休暇が、今年は9月下旬となったことなどもあり、前年同月を下回りました。
一方で、欧米豪市場については、好調なクルーズ船需要や訪日旅行プロモーションの効果により、9市場すべてで好調な伸びを示し、訪日外客数全体としては増加に転じました。
国籍別では、16市場(中国、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で10月として過去最高を記録しました。
なお、1月からの累計では、ベトナム(33万人)、イタリア(12万9千人)、ロシア(7万9千人)、スペイン(10万4千人)の4市場が10月までに昨年の年計を超え、過去最高を更新しました。
JNTOはグローバルサイトにて、関西ならびに北海道の観光復興に向けたキャンペーンの情報発信をおこなっており、今後も観光復興に向けた支援事業等を通じ、 旅行需要の回復に取り組んでいくとしています。