4月15日にJNTO(日本政府観光局)から2020年3月の訪日外国人数の推計値が発表され、前年同月比93.0%減の19万4千人。2019年3月の276万人を256万人以上下回り、6か月連続で前年同月を下回った。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大により、多くの国において海外渡航 制限や外出禁止等の措置が取られたこと、また、日本においても検疫強化や査証の 無効化等の措置が取られたこと等が、20市場全てで訪日外客数が前年同月を大幅に下回る要因となった。
市場別では、訪日外客数の多い東アジア市場で 97.6%減と減少率が高く、東南アジア (86.3%減)、欧米豪(82.7%減)を上回っている。
JNTOとしては新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界的に旅行需要が停滞している状況にあり、感染症の推移とともに今後の市場動向を注視していく必要があるとしている。
元データはコチラ:JNTO(日本政府観光局)訪日外客数2020年3月推計値