6月17日にJNTO(日本政府観光局)から、2020年5月の訪日外国人数の推計値は前年同月比99.9%減の1,700人と発表された。
8か月連続で前年同月を下回った。また、単月の訪日外客数としては、JNTOで統計を取り始めた1964年以降、過去最少。
※人数が少なく表内に記載が難しいため、詳細は下記表参照。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大により、多くの国において海外渡航制限や外出禁止等の措置が取られていること、また、日本においても検疫強化、査証の無効化等の措置の対象国が拡大されたこと等が、前月に続き、22市場全てで訪日外客数がほぼゼロに近い数字となる要因となった。
JNTOとしては新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界的に旅⾏需要が停滞している状況にあり、感染症の推移とともに今後の市場動向を注視していく必要があるとしている。
*2020年5月の公表から、メキシコ及び中東地域(イスラエル、トルコ、GCC6か国(サウジアラビア、アラブ⾸⻑国連邦(UAE)、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート))の推計値の公表を開始。
元データはコチラ:JNTO(日本政府観光局)訪日外客数2020年5月推計値