3月17日にJNTO(日本政府観光局)から2021年2月の訪日外国人数の推計値が発表され、7,400人(前年同月比99.3%減)となり、17か月連続で前年同月を下回った。
訪日外国人数推移(2020年vs2021年)
※人数が少なく表内に記載が難しいため、詳細は下記表参照。
2020年1月下旬以降のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大により、多くの国 で海外渡航制限等の措置が取られ、日本においても検疫強化、査証の無効化等の措置が取られた。
7月下旬以降、観光目的の入国は認められないものの段階的にビジネス目的の入国が再開されていたが、12月下旬以降、日本における新規入国の一時停止や検疫の強化等の措置が取られ、1月中旬には全ての対象国・地域とのビジネストラック・レジデンストラックの運用が停止されたことにより、訪日外客数は前月に⽐べてさらに減少した(注:2021年1月の訪日外客数は46,500⼈)。
JNTOとしては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、依然として国際的観光目的の移動が低迷している状況にあり、感染症の推移とともに各国の出入国規制や市場動向を引き続き注視していく必要がある。
元データはコチラ:JNTO(日本政府観光局)訪日外客数2021年2月推計値