インバウンド対策総合支援

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インバウンド対策の課題を解決 solution
inbound insightのインバウンド対策総合支援サービスは、増え続ける訪日外国人の実態をビッグデータで解析し、現状把握から効果的なソリューション選定、施策実行、効果検証まで、自治体や各企業が抱えるインバウンド対策の課題解決をトータルサポートします。

自治体・外郭団体が抱える悩み
●地域の訪日外国人を誘客したい
●地域の観光消費を伸ばしたい
●地域の観光資源発掘、磨き上げをしたい
…etc

企業が抱える悩み
●新規出店計画を立案したい
●販売戦略を立案したい
●広告出稿を検討したい
…etc


inbound insightは自治体や企業が抱えるインバウンド対策の様々な悩みをワンストップで解決します。

インバウンド対策で大切な3つの視点 important
観光ビッグデータで訪日外国人の最新ニーズを把握し施策を実行。施策の効果検証とPDCAサイクルを確立する事が大切です。
01
最新ニーズ・現状把握
観光ビッグデータで訪日外国人の最新ニーズを把握
02
戦略検討・施策実行
ニーズに基づき最適な戦略と施策を選定
03
効果検証
施策の効果検証とPDCAサイクルを確立
インバウンド対策支援事例 case
inbound insightに相談を頂いた自治体の取り組みを基に、インバウンド対策における戦略立案〜施策実行〜効果検証までワンストップで支援した事例を紹介します。
ある自治体が抱える課題
重要伝統的建造物群保存地区として認定され、メディア露出や首都圏からのアクセス改善があり観光客の増加があった当該地域。
観光客の母数は増加したものの「冬季の観光客を増やしたい」「滞在日数を伸ばしたい」といった課題があった。
1.現状把握・調査分析
観光ビッグデータによる観光動態調査を実施
県/市区町単位の国籍別滞在者数や消費額、観光スポット単位の周遊傾向、趣味嗜好からポテンシャルの高いターゲット国籍や訴求すべきエリアや観光コンテンツを明らかにした。

国籍別滞在者数分析

自治体別滞在者数分析

月別消費額推移

自治体別周遊傾向分析

2.戦略・施策立案
調査結果をもとに、課題解決につながり且つ地域の観光消費を向上させる以下の施策を立案

雪まつりイベントの企画

冬季の新規訪日客増加を目的に、雪を活用したイベントを新規に立ち上げ

体験型産業観光コンテンツの企画

新規訪日客増加を目的に地元職人の技術や取組を体験できるツアーを新規に立ち上げ

既存イベントの充実

ピーク期となる夏季のリピート客増加を目的とし、6月〜8月で開催される既存イベントの内容をブラッシュアップ

観光周遊ルートの策定

滞在日数の増加を目的として隣接エリアと連携した周遊ルートを策定

ターゲットとなる国籍は、パッケージツアーよりも個別手配による旅行を好む傾向が強いことから、消費者向けプロモーションを中心に行う方針とした。
3.ソリューション選定
イベント誘客促進や観光コンテンツの認知度向上を目的とした情報発信・プロモーション手法は以下を選択

冬の魅力を伝える情報発信

地域の冬の魅力を伝えるためにPR動画の作成と、SNSを活用した情報発信を行う

職人体験ツアーの魅力を伝える情報発信

パワーブロガー(インフルエンサー)を招聘し職人体験ツアーの魅力を現地にて発信

リピーター増加を目的とした情報発信

夏季のイベント情報を訪問実績のある訪日客を対象に、メルマガ配信を行う

現地旅行博への出展

周遊ルート認知向上を目的とし、ターゲット国籍現地で開催された旅行博へ出展

指差し会話ガイドブック制作

飲食店、土産物店用の指差し会話ガイドブックを作成し設置

4.効果検証
イベントとプロモーション実施前後の変化を、観光ビッグデータを用いた定量調査とイベント時のアンケート実施による定性調査から検証
全季節・冬季・夏季を軸として「訪問者数」「滞在日数」「消費額」の増減を評価指標とした
訪問者数 平均滞在日数 消費額
1月〜12月 +34% +7% +25%
冬季(12月〜3月) +64% -3% +4%
夏季(6月〜9月) +24% +11% +18%

※昨年度比

成果

1.冬季の訪問者数大幅増加

冬ならではを体験できるイベントの新規企画、ターゲット国籍の情報収集手段として活用頻度の高い「SNS」を中心とした情報発信を行ったことで、冬季の訪日を考えていてある程度当該地域に興味を持っていた層へダイレクトにPRができた事が誘客増加の要因と考えられる。

2.年間を通して訪問者数向上

インフルエンサーマーケティングの反響が高く、地元職人の技術体験ツアーへ多くの訪日外国人が訪れた。 特に若年層(20代)の割合が高く、年間を通じた訪問者数増加の底上げの要因となっている。

3.年間を通して消費額向上

指差し会話ガイドブックを設置した飲食店や土産物店、宿泊施設で消費額が向上。 円滑な双方のコミュニケーションを実現できた事が要因と考えられる。

課題

滞在日数があまり伸びなかった

滞在日数の伸長を目的とした周遊ルートであったが、従来の観光コンテンツを軸としたルートであったため新しさや、体験型コンテンツが不足していた。 これらの理由から滞在日数は従来の水準に留まり、冬季は訪問者数の母数が増えた分微減する結果となった。

5.次年度へ向けて
今回の取り組みにより当該地域がターゲットとする国籍は日本の文化体験や技術体験に興味関心が高い事が明らかになった。 次年度は、隣接地域と「体験」を軸とした周遊ルートを確立し情報発信を行う方針とし、観光スポットなどの環境整備を進めることとした。

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