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滞在日数が長く、複数の都道府県を移動する!データから分かる訪日イギリス人の特徴
2018.10.12

 

今回は2017年に31万人を突破し、年々増加傾向にある訪日イギリス人に焦点を当てて、統計情報から見て取れる彼らの特徴をあぶり出していきます。

 

ちなみに、今回使用した統計データは観光庁の「訪日外国人消費動向調査」とJNTOの「訪日外客数」です。

弊社の統計データ分析ソリューションにも同様のデータをはじめ多様なデータを収録しており、ご覧になりたい項目のデータを簡単に検索、集計でき、データのダウンロード、チャート作成などが可能です。調査・資料作成業務の効率化に向けて是非ともお試しください。

 

訪日イギリス人の特徴まとめ

各種統計データを参考に分析すると、訪日イギリス人には以下のような特徴が見えてきます。

 

■ほとんどの訪日イギリス人が初めての訪日である。

■8割以上の訪日イギリス人は7日間以上滞在する。

■首都圏の空港から入国し、その後複数の都道府県を移動して観光する。

■日本の文化・サブカルチャーなど、「日本らしさ」を求めて訪日する。

 

詳細は以下を御覧ください。

訪日イギリス人の基礎情報

訪日イギリス人数

年々増加率は減少しているものの、訪日イギリス人数は増加を続けていることが分かります。

2017年には31万人を超え、欧米ではアメリカに次いで2番目に多い訪日者数を記録しています。

 

出典:JNTO「訪日外客数」

 

月別訪日イギリス人数

訪日イギリス人数を月毎に見ていくと、特にイースター休暇と重なる3月と4月に訪日イギリス人のピークを迎えることが分かります。

(*イースター休暇とは毎年日付が変わる移動祝日ですが、2016年および2018年は3月に、2017年は4月にイースター休暇が設定されました。)

また10月にも多くのイギリス人が来日していることが読み取れます。

 

出典:JNTO「訪日外客数」

 

訪問回数

訪日イギリス人の訪問回数に注目すると、8割近くが初めて日本を訪れることが分かります。

全国籍平均の4割と比べても、初訪日旅行者が多いことが読み取れます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」
注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

年代・性別

男女比率を見てみると、全国籍平均に比べ男性の割合が多いことが読み取れます。

また世代別の割合に関しては、60代そして70代以上の訪日イギリス人は男女共に高い割合を記録しているものの、20代30代においては、特に男性の割合が高いことが分かります。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

訪日イギリス人の旅マエ動向

手配方法

個別手配で訪日を行う人が80%を超えています。

これは、全国籍平均では65%と比べても高い割合になっています。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

情報収集方法

情報収集方法に注目すると、多くの項目で全国籍平均よりも高い利用率を記録していることから、訪日イギリス人が多様な方法を用いて情報を集めていることが分かります。

 

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

訪日イギリス人の旅ナカ動向

入国地点

訪日イギリス人の入国経路を見てみると、全国籍平均と比較しても首都圏の空港に大きな偏りがあることが読み取れます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

滞在日数

滞在日数に注目してみると、7日間以上滞在している人が8割を超えていることから、訪日イギリス人は長期休暇などを利用して訪日していることが伺えます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

都道府県別訪問率

首都圏の空港を利用しているため、東京と千葉の訪問率は高くなっています。

また関西国際空港の利用率は低いにも関わらず、京都や広島への訪問率が高いことから、訪日イギリス人は首都圏の空港を通して入国した後、国内の交通機関を利用して、関西、信州また北陸方面へ移動していることが推察されます。

滞在日数が長いからこそ、複数の都道府県を一度の滞在で楽しむ訪日イギリス人の旅行スタイルが浮かび上がってきます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

日本でしたこと

歴史・伝統文化体験や日本のお酒を飲むこと、日本の日常生活体験などの項目で高くなっていることから、訪日イギリス人が「日本でしか味わえない文化、日本らしさ」を求めていることが読み取れます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

訪日イギリス人の消費動向

消費金額

訪日イギリス人による総消費額が年々増加しています。

訪日イギリス人による一人当たりの消費額は横ばいであるものの、訪日イギリス人数の増加に伴い総消費額が増加したものと考えられます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

消費金額の内訳

消費金額内訳に着目してみると、訪日イギリス人は宿泊などにはよりお金をかける一方で、ショッピングにはお金を使っていないことが分かります。

また消費金額内訳推移から、この数年間で大きな変動が無いことが分かります。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

買い物の品目別購入比率と購入単価

和服や書籍・絵葉書、アニメグッズなどの項目において特に高い購入率を記録していることから、訪日イギリス人が日本の文化およびサブカルチャーを楽しんでいる様子が読み取れます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

買い物をした場所

日本の文化をより強く反映した観光地のお土産店の利用率は全国籍平均を大きく上回っています。

また空港の免税店やドラッグストアなどの利用率は全国籍平均を大きく下回っています。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

免税手続きの実施状況

免税手続き実施率と免税物品購入額がともに全国籍平均を大きく下回っていることから、日本にショッピングをしに来ている訪日イギリス人は少ないことが推察されます。

 

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的だけではなく、業務目的も含む

 

次回日本でしたいこと

多くの項目で全国籍平均を上回っており、訪日イギリス人の日本に対する幅広い関心が読み取れます。

 

出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」

注:観光レジャー目的のみであり、業務目的は含んでいない

 

弊社の統計データ分析ソリューションを活用いただくと、上記のように簡単にデータの集計やダウンロード、チャート作成などが可能ですのでぜひともお試しください。

 

 

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