静岡県は日本のほぼ中央、太平洋に面し中部地方に属する県です。県庁所在地は静岡市、最大の都市は浜松市。
観光分野では、世界遺産にも指定されている富士山や、屈指の温泉街である熱海市、伊豆市などを有し、国内外を問わず多くの旅行者が訪れる県です。
今回は、静岡県地域交通課が運営する南伊豆・西伊豆地域公共交通活性化協議会の取り組みにて行なった、観光動態調査支援の事例をご紹介いたします。
南伊豆・西伊豆地域公共交通活性化協議会
静岡県における通学通院等、地域住民の生活交通を確保するとともに、観光客への利便性を図るため、県が主体となって関係市町、交通事業者等と「南伊豆・西伊豆地域公共交通活性化協議会(地域公共交通活性化再生法に基づく法定協議会)」を設置。
地域住民の生活を支える持続可能なバス路線を含む公共交通網の形成することを目的に様々な取り組みを推進している協議会です。
観光動態調査の目的
静岡県および伊豆半島に訪れる訪日外国人を中心とした観光客の動態を分析。
南伊豆・西伊豆地域公共交通活性化協議が、観光客の現状を把握し、今後の施策の企画、立案、調査を実施するための基礎資料として活用することを目的として行いました。
■ナイトレイ提出 観光動態調査 成果報告会資料
スマートフォンアプリ・SNS等を用いた訪日外国人動向分析1(PDF:2,002KB)
スマートフォンアプリ・SNS等を用いた訪日外国人動向分析2(PDF:5,639KB)
観光動態調査・分析で大切なこと
- 分析は実際のアクションにつながる事が重要で、目的のない分析はNG
- 訪日外国人の動態分析は主に「ターゲット検討・コンテンツ/エリア検討・施策内容検討 」の3点
- 単体でそれら全て分析できるデータは存在しないため、複数のデータを掛け合わせることが重要
観光動態調査の全体像
分析例
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