4月26日に、観光庁は最新の「宿泊旅行統計調査」を公表し、4月の延べ宿泊者数の一次速報値、並びに3月の二次速報値を公表しました。
以下にポイントをまとめます。
4月延べ宿泊数 一次速報値
- 訪日外国人の宿泊者数
4月の訪日外国人の延べ宿泊数(一次速報値)は約999万人となり、前年同月比で20.5%のプラスとなりました。2017年3月以降、15ヶ月連続で前年同月比を超えて推移しています。
- 国籍別特徴
国籍別では、人数は約217万人の中国が最多。伸び率はフィリピンが前年同期比+160%で最多となりました。フィリピンに次いで、増加率で上位に来る国は、イタリア(+147%)、カナダ(+143%)となっています。
3月延べ宿泊数 二次速報値(先月発表した数値の改定版)
- 訪日外国人の宿泊者数
3月の訪日外国人の延べ宿泊数(二次次速報値)は838万人となり、前年同月比で23.5%のプラスとなりました。
(上記グラフ①、②参照)
- 国籍別特徴
平成31年3月の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、第1位が中国、第2位が台湾、第3位が韓国、第4位がアメリカ、第5位が香港で、上位5ヵ国・地域で全体の65.8%を占める。伸び率でみると、ベトナム(前年同月比+57.1%)等が大幅に拡大した。
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