6月19日にJNTO(日本政府観光局)から2019年5月の訪日外国人数の推計値が発表され、前年同月比3.7%増の277万3千人。2018年5月の267万5千人を約10万人上回り、5月として過去最高を記録しました。
東アジア市場を中心に訪日旅行商品の高騰、日本国内観光地の混雑等ゴールデンウィークの影響を受けた市場が一部あったものの、新規就航や増便等による航空座席供給量の増加や継続的に展開してきた訪日旅行プロモーションの効果もあり、訪日者数は前年同月を上回った。特に、欧米豪市場においては、全市場で訪日外客数が前年同月を上回るなど、好調な伸びを記録しました。
市場別では、インドで単月として過去最高を記録したほか、14市場(中国、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で5月として過去最高を記録した。
JNTOは、昨今の世界情勢や旅行先の多様化などを背景に、訪日旅行市場を取り巻く環境は日々変化している。今後も市場動向を綿密に分析しながら、訪日旅行プロモーションを進めていくとしています。
元データはコチラ:JNTO(日本政府観光局)訪日外客数2019年5月推計値