7月17日にJNTO(日本政府観光局)から2019年6月の訪日外国人数の推計値が発表され、前年同月比6.5%増の288万人。2018年6月の270万5千人を約17万人上回り、6月として過去最高を記録しました。
東アジア市場では全市場で前年同月を上回り、特に中国では前年同月比15.7%の高い伸びを記録したことが訪日者数全体の増加に寄与した。また、欧米豪市場でも、継続的に展開してきた訪日旅行プロモーションの効果もあり、前月に続き全市場で訪日外客数が前年同月を上回った。これに対し、東南アジアの一部市場では、休日の配列による旅行需要の移動や航空座席供給量の減少の影響等により前年同月を下回る例が見られた。
市場別では、中国で単月として過去最高を記録したほか、16市場(韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で6月として過去最高を記録した。
JNTOは、昨今の世界情勢や旅行先の多様化などを背景に、訪日旅行市場を取り巻く環境は日々変化している。今後も市場動向を綿密に分析しながら、訪日旅行プロモーションを進めていくとしています。
元データはコチラ:JNTO(日本政府観光局)訪日外客数2019年6月推計値