- 実店舗のインバウンド対策の必要性がわからない
- 具体的にどの店舗からインバウンド対策を行うべきかわからない
- インバウンド対策は店舗の通常オペレーションの負担になるため、その負担を減らしたい
- SNSの投稿を分析し、店舗周辺の訪日外国人数を推計
- カスタマイズしたSNS解析プランによりSNS投稿が多い順の店舗ランキングを自動抽出
- 提供データを裏付けとして、店舗の負担を最小限に抑えた効率的なインバウンド対策を実行
導入の背景・課題
同社はコンビニエンスストアチェーンを全国に展開しております。 インバウンド対策を店舗で推進していく際に、現場からは店舗のオペレーションの負担になるため反対の声が多く挙がっておりました。現場を説得しようにも、裏付けとなるデータもなく、現場を説得できずインバウンド対策はなかなか進んでおりませんでした。 訪日外国人が数多く集まっている店舗を抽出し、そこでどのような消費が行われているのかを把握し、店舗の負担を極力減らす必要性がありました。そのような複雑な課題がある中、実際に導入したのがナイトレイの「inbound insight」カスタマイズプランでした。
ナイトレイのツールの使い方
弊社は、お客さまのニーズに合わせてカスタマイズしたツールをご提供する「inbound insight」カスタマイズプランをご用意しております。 今回、同社には同プランに契約いただき、SNSの投稿データと統計データを元にした、店舗周辺の訪日外国人を推計するツールをご提供させていただきました。
SNS投稿をベースに店舗周辺の来訪外国人数を把握
重点対策店舗ランキングの把握
また、SNS投稿件数をベースに、ナイトレイ独自の分析により店舗周辺の来訪外国人を推定し、重点対策すべき店舗ランキングを同社に提供しました。このランキングを元に、同社には施策の検討を行っていいただきました。 また、市区町村別の訪日外国人SNS投稿率ランキングも提供し、訪日外国人向け戦略の一助にしていただきました。
導入後の結果
同社にはカスタマイズプランをご提供し、訪日外国人対策をすべき店舗がひと目で分かるツールをご提供しました。更に、SNS投稿をもとに店舗付近に投稿が多い(=訪日外国人が多く訪れていた)順に店舗ランキングを作成し、対策重点店舗を設定していただきました。それらを裏付けデータとして、訪日外国人向け対策が必要とされる店舗では、品揃えや、表示の多言語化を本部中心で推進し、店舗の負担を最小にしてインバウンド施策を進めることができました。